ドイツのクリーム研究・第二段です。
先日は、生クリームやコーヒークリームなど「
Süße Sahne」について
調べましたが、本日は「Saure Sahne」についてご紹介したいと思います。
Saure Sahneとは…
「Saure Sahne」とは、日本でもサワークリームという名でお馴染
乳酸菌によって発酵した生クリームのことです。
ドイツでは以下のような種類のクリームがあります。
脂肪分の違いと、あと添加物として使っていいものとか決まりがあるようです。
-Saure Sahne, Sauerrahm(サワークリーム) 10 % 以上
-Schmand(シュマント・スメタナ) 20~29%
-Crème fraîche(フレッシュクリーム) 30 % 以上
-Crème légère (Crème fraîcheの脂肪分少ないもの)20%程度
Saure Sahne, Sauerrahm

脂肪分10%以上のサワークリーム。
Wikiによると、日本で出回っているサワークリームは16~21%なので、
写真のものはちょっとあっさり目なのかも。
でも日本でサワークリーム買ったことないので比較できません。。
サワークリームと言えば、プリングルスですが(笑)
じゃがいもと食べたりしても美味しかったですよー。
↓これつくりました!
この味・・・サワークリームオニオンポテト by アキコフスキーSchmand

脂肪分は20~29%。日本では「スメタナ」という東欧の名前で呼ばれています。
スープやソースにコクを出すのに使ったり、デザートに使ったり、
あとは料理に添えたり、ボルシチに混ぜて食べるのもこれだそうです。
私は以前デザートと間違えてそのまま食べたことがありまして…
その時は、レアチーズケーキの味がすると思いました笑
以前の記事→
【Schmand】シュマントCrème fraîche

フランス語から来たクリームなので、ドイツでもフランス語で呼ばれています。
ドイツ語での意味は「Frischrahm(フレッシュクリーム)」
脂肪分は30%以上で(脂肪分が20%程度のものは「Crème légère」という)
15%までのSaccharose(スクロース・ショ糖)の添加が認められているとか…
…という難しい話はよくわからないけど、使い道としては
スープやソース、ドレッシングやデザートにどうぞってパッケージに書いてあります。
※感想については使ったらまた更新します。
あと、サラダやディップに使う用のハーブ入りのものとか、
スープの飾り(仕上げ?)用に液体になったものとかもあります。
関連記事
【Süße Sahne】ドイツのクリーム研究ー1…ホイップ用の生クリームなどはこちらです。
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コメント
pen
何だか沢山あるんですねぇ。実に羨ましい限りで・・・。
先日オーガニックバターを買ったら・・・マズい!
スーパーオリジナル製品だったから?
北米ってこんなのばかりなんですよ~。
2011/01/07 URL 編集
bb
こちらこそよろしくお願いいたします!
バターって、すぐに使い切るものでもないし災難でしたね・・・
味よりも成分重視ってことなんですかね?
体に悪いものほど美味しかったりしますしね笑
2011/01/08 URL 編集